このブログには、緑の風、きらきらとした光、雄大なアルプス・・・
そんな白馬の自然や山の小屋に集う人やモノたちのことを少しずつ書いています。
できるだけ、現実のいやなニュースや政治的なことはここでは避けてきた気がします。
原発のこと秘密保護法のこと、集団的自衛権のこと、ガザのこと、
やりきれない理不尽なことがこれでもかと日々日本や世界に起こっていても、このブログにはふさわしくない野暮な話題と、どこかで自己規制をしてきたのかもしれません。
いつもと同じ夏が来て、
いつもと同じ祇園祭が終わって京都の夏はとっても暑くて。
いつもと同じ、白馬三山は、青空の下雄大な姿をみせてくれて。
アリコベールも変わらず森の中にあって。
いつもと同じ平和な夏!?
とても嫌な夏になりました。
今年7月1日にこの国のあり方が大きく変わってしまった。
集団的自衛権の閣議決定という、暴挙で平和主義を根本から覆す解釈改憲が行われた。
直接攻撃されていなくても他国の戦争に加わることができる国になった。
森の集会所は、浮世離れしたパラダイスではありません。
白馬の空も福島に続き、ウクライナに続き、ガザに続いている。
国のかたちが変わり、この国で作られた武器が人を傷つけ、子供たちが戦争に行くかもしれない。
この時を、みえない時代の空気をしっかり感じ取らなければ。
無関心で黙っていることがいかに罪深いか。
思考停止にならないこと、考え続けること、森の集会所にも出来ることがあると思います。